とうとうプリペイド携帯に退化した

iPod touchでなんだか十分なのである。
ここを【iPhoneが提供する価値の種類 〜なぜiPhoneだと使ってしまうのか(3)〜 - Batayan’s Log】を（ときたまなんとなく面白くて）読んでいて、全然売れないじゃないか、iPhoneということをいうマスコミの話の分析が書かれてある。ついているコメントも内容がある。

以前ぼくは買おうとしたわけだが、どう考えても自分の携帯の使い方では高いと計算して販売店までいって、やめた。
touchはどれだけ使おうとはじめの2万（中古だったので）だし、ネット代は別途計上だからして。
当初より安くなった（？）とはいえ、長期契約に縛られてソフトバンクモバイル（SBM）に2年間で20万円払う仕組みは変わらない。

auを解除してから、以前アルバイト君の連絡用に買っておいたプリペイド携帯をもうこの際だからと個人用にした。
受け9割という使い方なので1ヶ月3000円で済んでいる。

iPhoneを買わなかったという人の中には、ぼくのようなケチな性分かつ、和式ケータイ（と先のブログに話題にされている日本の携帯のこと→まったく標準化される気配のないローカルなヤツ）の野暮な機能を一切必要としない（というか嫌いな）人種も結構いるのではないだろうか。つまりtouchを持ってる人はiPhone買わないだろうという気が、かなりしている。

まったくぼくなんか、SBMのサービスをはじめ余計なものはなにもいらない。iPhoneだけくれ、高すぎる。ということだ。
touchで十分だ（けど、メモリ容量増設か交換できればさらに満足）。
プリペイドのiPhoneだったら喜んで買うのに。必要な機能、カスタマイズはappstoreと脱獄で自分の好きなようにできるのだから。

要するにtouchにマイクが内臓されるか、音声入力端子がつけばSBMが売るiPhoneは、ひょっとするといらないという話になってくる。
FONとSkypeとマイク付のiPod touchというのがぼくとしては、一番納得できる。
これだとどう使うかを自分でデザインできるというかコントロールできるわけで、とにかくある種の機能やサービスを使うのに機種交換したり料金を加算されたり、契約を変更したりという、今の携帯電話はダメなのである。

仕事中なんか問題外だが、めし食ってる最中やちょっとしたすきあれば、携帯をもちゃもちゃ操作している連中見ると、いや〜な気分に襲われる。「おまえら（キャリアに）いくら払ってんだよ、自分から搾取されるなんて、（オロカモノ！バカ、とは声に出さないが）」とばか者扱いしてきたが、なんだかiPhoneをさりげなく使わないで、自慢げに使ってるやつにも腹が立つようになってきた。

今のところ、touch所有者とマイク内臓という夢物語と現実的にiPhoneだけを入手する方法があるか、なんて熱中している。
そんなこんなを真剣に議論する今日この頃は、なんとなくMacを購入したあの頃、アイコンパレードに熱中し、いじくりまわしていた昔を思い出したりして。