Time Is On Bay Side:魂(ソウル)の来し方

時間はぼくのそばにある(?)
あなたはいつも言ってたわね、自由になりたいって。

がきじゃないんだから何度も言わせないでよ、
結局戻ってくるのよ。
自由になりたいとかいって、以前も言ってたわよね、
どうせ、走って帰ってくるくせに、あたしとするために


とか、そこまではいってないよーな気がするが、なににせよ、歌詞内容はあんまり気にしない。
なんとなく、昔から「うっせーな、好きにさせろよ(おれの時間をどう使おうがかってだろうが)」
みたいな感じで聞いていたんだが。


Time is on my side, yes it is いやでも覚えてしまうこの一節。
勝手ばかりやってる男(女から見てやんちゃなヤツだろう)が「時間なんて、いつでもおれのそばについてんだよ」と嘯くのを
Yes it is・・・「はい、はい、そうね、そうですね」とおんながほどよくあしらってるように思っていた。


歌詞の英語は簡単なものなんだけど、何いってるのかは実はよく分からない。
こちらの英語力の問題だろうけど、おそらく自由になりたいとかいってても、結局あたしのドアをノックするのよ。
ってことで、くだらないことに時間をかけてしまった。


この有名なローリング・ストーンズの「Time is on my side」はもとはアーマ・トーマスというアメリカの女性ソウルシンガーがオリジナルで、64年(だと思うんだよね)に歌っており、ストーンズは翌65年の2枚目のアルバムに入れている。
だから、もとは女性が歌っていたわけで、歌詞もそういうわけだ。


ALLEN TOUSSAINT & IRMA THOMAS-TIME IS ON MY SIDE


2006,MadisonSquareGardenとあるから彼女は60歳代半ば。バリ現役である。
初期のストーンズのはもちろんいいけど、今のアーマ・トーマスが歌うTime Is On My Sideはびりりとくるなぁ。
こっちが年食ったというのも大きいけど。