うむ、やはり多軌がでてくるとうれしい。


いやなこと、後回しにしたいこと。なかったコトにしたい気がかり。
クソいまいましいことどもなど。
重なるときはドバっと続いて、ケチャップ出ました!みたいな1月だった。


イライラ。いらいらいらいらいらいらいらいら。
旅に出たかったけど、それをやっちゃお仕舞よ。と思う事ができたので、つかの間の逃避に「夏目友人帳」を見る。この際なのでブックオフをハシゴしてコミックも購入。


去年GyaO!でTVシリーズを無料放送してたのを拾い見してました。今回いらいら解消、現実逃避のために「参」「肆」を通しで見て、いわゆる「夏目友人帳の謎」は解明も説明もなく一応の最終回となってしまったので、覚書として整理してみる。

まず、「謎」とは。原作漫画とそれをなぞるTVシリーズでも基本設定なのだが、特に説明なしのもの。つまりなんでそうなってるのかという基本の謎。
それと、それぞれのキャラクターにまつわる謎。由来のエピソードが語られてないために謎となってるもの。
たとえば、ニャンコ先生・斑はいつから封印されていたのか。なぜ招き猫に封印されたのか。誰によって?とか。
付随して、ニャンコ先生になる前の斑は、夏目レイコとかなり接触があったと思われるが、それは封印前の話しでなければならないし、斑封印事件とレイコは関連あるのか。とか。



夏目友人帳」では、妖は自然に存在するものとなっている。
しかし、普通は見えないので「普通に自然に存在する」ものとは違うものでもある。
登場人物は見える者と普通の見えない人に別れる。
見える者には普通でない力があるということになっている。しかしこれも強弱のある力とされていて、かつて見えていたという人物もでてくる。
また、見えないけれど妖の気配を「感じる」程度の人物もいたり、呪術(の力を借りて)によって見ることができる人もいる。
さらに、力の強い妖は見えないヒトに姿を見せることができたりするが、場合によっては見えない普通の人に「見えてしまう」現象も起こるというエピソードもある。


この力を夏目貴志くんは生得的に持っていて、血筋で受け継がれる類のものである。しかも初めから強い力を持たされている。
この力は夏目レイコから受け継いだもので同種、同等のものだ。と考えていいだろう。
おそらく、想像だがこの力は妖になる力か、そのものの力だろう。単に見えるだけのものではなくて、普通妖同士で行う名前を預ける契約をも可能とする力ではなかろうか。
ニャンコ先生に限らず、妖=妖力は「友人帳」を利用することができる。ということも考え合わせると、レイコの力は妖力に違いなかろうという理屈。つまり「友人帳」は妖が自ら本名を書くことで主従契約が発生する仕組みの元には、妖かしの力があるだろうと。

その筋で考えれば、レイコの力によって作られた友人帳を使えるのは夏目貴志だけ、という結論なのだが、どうだろうか。


謎はまだあり、考察は続く。予定・・・。