と、気の過ぎ行くままに

泣いてたまるか Don't Cry Out Loud
20年使っていたMarantzのプリメインアンプがダメになった。壊れたというかボリュームのつまみを回すとちょうどいい音量のところから「ガリ音」が入るようになって、とうとう片チャン状態になった。
もういいか、とも思うのだが。直すったって修理屋などいまどきないし、オーディオ機器の店なんていったいどこにあるのやら、ここ数年見た記憶がない。周りのパソコン上手に訊いたら「オーディオは苦手だ、昔からねぇ」というやつばかりで、たしかに僕もオーディオは苦手。みんなが言うには「パソコン系でもハンダゴテ使えるやつはオーディオ系も強い」と言ってたがホントか?


まぁまるっきりダメなわけじゃないけど、直る見込みもない。
リサイクル屋でトリオのアンプでも見つけて買い換えよう。
ということでレコードももう終いだな。なんて思ってたら、突如Melissa ManchesterのDon't Cry Out Loudが聴きたくなった。先週は沢田研二の「時の過ぎ行くままに」がどうしても聴きたくて、レコードはあきらめてYouTubeで映像で見た。そのまえは小林旭の「さすらい」を探したっけ。

この人はぼくより年上なんであるがアメリカの女性歌手の中では好きなタイプですが、女性としてというんじゃなくね。
しかし、昔からよく顔が分からなかった。いろんな顔してると言うか写真みるとみんな別人のように写っているし、はっきりいって太ってたり痩せてたりどれがホントなんだ!
YouTubeには1989年のどっかのショーで歌うのがあったけど音も歌い方もどうもよくないので、ビデオはこれにしました。おそらく音源はCD化された昔の録音だと思う。自信ないけど。この録音のうたい方がぼくにはオリジナルになる。
さて、Don't Cry Out Loudをよく聴いてたとき、「泣いてたまるか」と。「泣かないで」と訳して舘ひろしと一緒にしてもよいが、ポップスというよりアメリカン演歌だなと。彼女の歌い方だと「大声で泣かないでよ」(こっちが泣きたいわよ、とぐっと涙こらえて睨みつける)雰囲気なんですが、この曲をこのビデオの作者?はどういうわけかXファイルの終盤シリーズ7〜8のスカリーとモルダーのツーショットシーンで作成している。
スカリー&モルダー+メリサ・マンチェスター。合ってるような、そうでないような。