慰安じゃないって、イアン・カーチス。

ryusendo2008-11-24

iPodにいれてあります。んで、ときたま聴いてるのですが、自分で聴きたいとか好きだとか言う音楽は、基本的に雑食系なのでとくにこだわりはないのですが、この歳になっちゃってるので本気になるには相当な覚悟とバカがいりますが、
「おれ〜がやるなら、やっぱコレだっ!」って思うんだよね。
ロック分類ではJoy Divisionはパンクまたはニューパンってことに?そうだろうか。
まぁどうでもいい。
こいつらと一緒のステージ、の後ろのほうでこっそりタンバリンとかたたきたかったというのが、正直ある。


昨日の続き、調査結果から書き足さないといけないなと思いつつも、別のことを書く。
マディ・ウォーターズはそのうちにということで。

以前YouTubeから張っておいたJoy Division -Love will tear us apartがどうも賞味期限が切れたようで。
あほんだら〜、DLしてなかったんだよ。


■CONTROL


こういった映像は実はリアルでは見たことない。LP(CD)で聴いてただけで。


大学の(絵を描くゼミにいた)とき、いまでは学内は門限があって暗くなると締め出されるようだが、ぼくらのときは平気でアトリエに泊まることができ、夜中でもそうとうな数の学生(夜になると大学にやってくるのもいて)がうじゃうじゃしていた。
たいてい絵を描いているんだけど、それは他にすることがないからであって、絵を描くことは勉強でも義務でもなんでもない。しいていえば他より好きだからというだけのことだ。


終電までいることがいつもなんだが、さすがにいくらバカでも飽きちゃうわけで、そんなときは与太話を始めるのが習いだ。
で、ある時期、アトリエ棟のどん詰まりに大教室があって、そこにはピアノが置いてあり、絵描きに飽きたぼくがよく弾きに行った。
常時アトリエには6〜7人絵描きがいて、コレがそろいもそろって音痴で楽器ができない。けど音楽が好きという、そんな連中が次第に集まりだして、ピアノをかわるがわる弾くというかはたくというか、めちゃくちゃやりだして、しまいにはあの硬いピアノの弦を直接たたき出して手を怪我し、弦を2本ぐらい切っちゃったりした。


ぼくが自分ではキース・ジャレット風なのだが、ピアノを弾きながらうなるというあれを真似て、うなり7割強ぐらいでいい加減なピアノを弾くと、全員がテンでばらばらにうなり、嬌声を上げ(女子もいたから)、最近狂言を見てきたというヤツが驚くようないい発声で、まったくかみ合わない合いの手を連続していれる。


ホントばかだなぁと思うけど、こんなめちゃくちゃなことを1時間もつづけ、全員声ががらがらになり、汗ぐだぐだになり、男は大体半裸になっている。(ということは夏から秋だったんだな)
自然と静寂が訪れ、誰かが「今日はもうやめようぜ」という。

このばかげた妙なセッションがしばらくブームとなった。ちょうどこの頃、大学の絵を描かない系の前衛パフォーマーの女の子の舞台の美術をさせられたことがある。
その女の子は裸になって体を妙に動かすだけだからどうでもいいのであるが、音楽が生演奏?で、これがまた奇妙なんだけど良かったんだよ。今思い出した。


コナガイくんっていたか。いわるゆノイズってやつ。改造ギターで火花が出るんだよ。どうやってつけたのか知らないけど、ピックアップの替わりなのか、そこに電ノコの丸い刃が付けてあって、とにかくいいノイズ?が出るようになっていて、おまけにくるくる回るし電気ヤスリ(グラインダー)をあてると火花もでるってスグレモノ。
はじめ見たときは目が点になったけど、演奏するのを見て欲しいなぁと。
裸で踊ってのんはもう、どうでもよくって、コナガイくんの演奏に驚いて演出のきっかけをとちったことまで思い出した。
そう、彼とはその後数回会って話しただけでそれっきり。実は彼と音楽?(ノイズも一応音楽)やりたかったなぁ。


イアン・カーチスとは全然無関係な話になってるけど、自分がやるとすればアレだ、ってのがもひとつあった話。